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下肢静脈瘤を病院で治す

下肢静脈瘤はラジオ波で治す

ラジオ波による最新の治療法

下肢静脈瘤を根本的に治療するには、やはり病院での手術が必要となります。昔から行われているストリッピング術(静脈抜去術)やレーザーによる手術のほか、最近ではラジオ波(高周波)を用いた手術があります。傷も目立たず術後の経過も良好で、入院する必要もありません。平成26年6月から保険治療が認められました。下肢静脈瘤を病院で治療するならこちら。

ラジオ波は電磁波の一種で、医療分野で用いられているものです。これまでも肝臓がんや乳がんの治療に使われてきました。下肢静脈瘤の治療では、カテーテルを使い原因となっている静脈の壁を焼灼します。焼灼された血管の壁のコラーゲン繊維は変性して収縮し、血管が塞がれます。すると血液は正常な血管を流れるようになり、静脈瘤も目立たなくなっていきます。これが「ラジオ波(高周波)アブレーションカテーテル治療」と呼ばれるものです。

ラジオ波は静脈の壁のコラーゲン繊維を狙って焼灼できるので、周辺組織を傷つけることはありません。また温度も120℃と一定にコントロールされ、7cmごとに区切って面で焼灼するため、早く均一に焼くことが出来るのです。そのため、レーザー治療より静脈の閉塞成功率も高く、術後の合併症(炎症や痛み、内出血など)が少ないとされます。

手術の流れとしては、まずひざの内側から静脈にカテーテルを挿入します。カテーテルの先端についている金属に通電すると熱を持ち、接している血管の壁を焼灼することができます。カテーテル挿入の際にできる傷は2mm程なので目立たず、麻酔は局所麻酔、手術時間は30分程で終了します。術後1時間程の休憩で帰宅できる、日帰り手術です。

メリットの多いラジオ波による手術ですが、静脈瘤が大きい場合はレーザー手術の方が適しています。病院では相談の上、自分の状態に合った治療を行うことになります。